祇園祭では最高に盛り上がる「山鉾巡行の日がやってきました。
ここ数年間、お天気に恵まれなかったですが、早朝から晴れ上がり絶好の巡行の日を迎える事が出来ました。
1.撮影場所は、四条河原町北東角、初めてのポジションでしたが、早目に行って良い場所を確保する事が出来ました。
すでにいつもの仲間も含めて先着組があり、一番乗りは東京の方で4時着でした!(当然、前泊でしたが。)
2.先頭を行く長刀鉾がやってきました。
3.大綱に曳かれて最初の「辻回し」の為、四条河原町の中心に向かいます。
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ここで辻回しがどの様にして行われるかご紹介しましょう。
方向を変える為には細長く切った竹を地面に引き詰め、その上に前輪を乗せ水を撒き真横に曳いて
車輪を滑らせ方向を変えます。(鉾の重さは約4.8-12トン、高さ25mあり綱方30-50人です。)
5.前輪の上に4人居ますが、普段の先進する時は2人だけ、辻回しをする時だけ4人乗り手前にいる先導役に合わせて
4人が掛け声を掛け、大綱を曳く綱方に力強く曳かせます。
6.さあ、いよいよ始まりました。みんなの力が入っていきます。
7.掛け声を掛ける4人衆も力が入り声がより大きくなります。
8.最後のもう一頑張りです。
9.方向転換が終わると元の体勢に戻り、お囃子に合わせ進行していきます。
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11.山は担ぎ手によって一斉に担がれ方向転換します。元気の良い担ぎ手は1/4回転で良いところを、
2回転する山のあります。
12.辻回しは、危険な作業だけに熟練した方々により行われます。
13.この瞬間は見ていても力が入りますね!
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16.こうして32基の山鉾(鉾9基・山23基)が、都大路を進んでいきます。
長い間、お付き合い戴きましてありがとう御座いました。